ATENLAB CORP OTA測定装置
数年前まで、パソコンや携帯電話など限られた製品にのみ搭載されていた無線LAN の通信機能は、最近ではデジタルカメラや自動車、家電製品など様々な分野の製品に搭載されるようになりました。このように多種多様な場面で使用される無線LAN搭載機器において、通信の不具合(繋がらない、途切れる等)は各製品の顧客満足度を下げ、メーカーだけでなく当該製品にかかわるすべての企業の業績に与えるマイナスの影響は計り知れません。そのため、無線LAN搭載製品には実環境に近い OTA(Over The Air)環境でのRF性能評価が必要不可欠であり、OTA測定装置は通信事業者や端末ベンダー、自動車、家電メーカなど広い市場から求められています。

R2 軽量タイプ CATR方式 OTA測定装置
[特長]
オフィスに設置可能で可搬性に優れた軽量・コンパクト設計のOTA測定装置です。
電波暗室での「全方位指向性測定」により高精度な無線性能評価を行えます。
製品仕様
仕様詳細 | |
周波数範囲 | 18 ~ 110 GHz |
装置外寸 | L 1.0 × W 0.8 × H 2.1 m (直立式) |
クワイエットゾーン寸法 | L 0.2 × W 0.2 × H 0.2 m |
交差偏波 | -24 dB |
振幅リップル | +/- 0.5 dB |
振幅テーパー | 1.1 dB |
位相リップル | +/- 5° |
位相テーパー | +/- 5° |
リフレクター形状 | ロールエッジ |
リフレクター寸法 | 0.4 × 0.4 m |
EUT(被測定機器)寸法 | 20 cm 以下 |